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大雪
2006年2月、大雪による被害は100人を超しました。

2005年暮れからの大雪で、落雪や転倒によって命を落とすという事故の報道が相次いでいます。
空から舞い落ちるふわふわの雪。見上げるほほにかかる、その重さはたった0.01g/立方cm。しかし、深さ30cmの新雪も踏みつぶされると0.5〜0.7g/立方cmぐらいになるそうです。さらに雪が溶けて固まって氷のような状態になると約0.9/立方cmといいますから、2リットルのペットボトルの量だと2キロ近い重さになります。
2006年1月16日、福島県の保育所で男の子が生き埋めになるという痛ましい事故が起きました。1月12日時点で約70cmだった積雪が14日の雨と15日の晴天で溶け、事故前には約50cm。たぶん氷になった状態だったろうと報道されています。雪に慣れた雪国の人でさえ雪の扱いは困難なものです。
何より驚かされるのは半端ではない雪の量とその対応です。例えば大量に雪が降ると除雪車が道路を除雪しますが、その除雪車の通った後には歩道側に壁のような雪山が残ります。

そしてその雪山を除俳雪しないと自宅から道路に歩いて出られず、車も車庫から出せない状態になります。
除雪車が通れない私道は自分達で除雪をしなくてはなりません。これらは積もるたびに行わないと日々の一般生活もできないのです。

あまりにも雪が降り続くと除雪した雪の山が屋根より高くなり、「雪下ろし」ならぬ「雪上げ」という状態になるそうです。
消防庁の発表によると、2005年12月以降の雪下ろし中の転落や雪の重みによる家屋の倒壊、雪崩や屋根からの落氷雪による事故などでの死者数は累計131人に達しました。
これから暖かくなってくると、雪崩や屋根からの落氷雪が増えてきます。自分で雪下ろしができない場合などはボランティア・行政・雪かき業者に連絡し早めの雪かき作業を心がけてください。

<こういう事件が起こっております>
老人や障害者だけの世帯などを狙って、最初に見積もりを行わず法外な金額を請求する悪徳業者もありますので注意が必要です。
もし悪徳業者と契約してしまっても雪かき作業は、特定商取引に関する法律の指定役務に当たりますので、訪問や電話で話を持ちかけられた場合は、作業後でもクーリング・オフができます。


このように落氷雪は未然に防ぐこともできますが、雪崩は自然災害です。
事前に防ぐことは難しいので雪崩の発生しやすい時期には山へ入らないか、入る場合にはくれぐれも細心の注意を払って、知識のある経験者と一緒にしっかりした装備で入るようにしましょう。

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