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大きな地震や水害などの災害が起きると、指定された避難所へ移動しなければなりません。
しかし、災害を逃れて落ち着く間もなく日常の生活が始まります。 道路や町のライフラインが復興しても、以前の生活に戻るまでには時間がかかるでしょう。

体育館などでの避難所生活も一週間くらいまでなら何とか過ごせますが、長期化するとさまざまな問題が起こってきます。明日に向けて、憔悴したこころを癒し疲れたからだを休める場所が仮住まいのうえに、初対面の人と一緒に生活するのは、想像以上にたいへんです。
心とからだのプライバシー

体育館などでの避難生活では限られた場所に、大勢の人がいっしょに暮らすのですから想像以上にたいへんです。日頃は気にならなかった体臭や匂いが気になったり、赤ん坊の泣き声やくしゃみや咳さえストレスの原因になってきたりします。横たわるのがやっとのスペースに運び出した荷物を抱えて、とても人間らしい生活はできそうにありません。そこで、浮上するのがプライバシーの問題です。

避難所から仕事場に通う人も出てきますが、疲れて帰ってきても周囲を気にしながら家族の手伝いもしなくてはなりません。そんな窮屈な共同生活に耐えられず毎日車の中で寝起きしていて、とうとうエコノミー症候群で亡くなった方もいました。プライバシーへの配慮は、病気の予防にとってもおろそかにはできない問題なのです。

災害後の約3日後から給水、その少し後には電気の供給、ライフラインは公共機関の対応によって意外と早く復旧しています。食料やボランティアの支援も多く集まります。緊急備蓄は当面のものでよさそうです。それよりも、その後、避難所での生活が長引いた場合の準備をしておく必要がありそうです。

たとえば、どこでも着替えができる円形レールがついたカーテン、ダンボールで作った可動式の間仕切り、非常用排便収納袋、簡単水洗トイレなども商品化されていますので活用するのもいいでしょう。
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