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企業に必要な災害備品とは?種類・選び方を解説

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編集者 / Be-kanネットショップ

当社は株式会社河本総合防災のグループ会社として、主にWeb事業による災害対策ヘの商品企画、製造販売を行なっております。
社会の安全、防災、減災への取り組みに向けた様々な商品、サービスをご提案いたします。

「災害備品を揃えたいが、何から手をつければいいのか分からない」——防災の担当を任された総務担当者から、よくいただく相談です。
インターネットで「災害備品 リスト」と検索すると膨大な品目が出てきますが、家庭向けの情報と企業向けの情報が混在しており、どれが自社に必要なのか判断に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、企業が揃えるべき災害備品を「命を守る」「生活を支える」「事業を止めない」という3つのカテゴリに整理し、チェック表形式でわかりやすく解説します。
あわせて、規模・業種別の優先順位のつけ方や、備品を揃える際によくある失敗パターンについても紹介します。

「災害備品」とは何か——企業に必要な備品の全体像

災害備品の3分類(命を守る/生活を支える/事業を止めない)

「災害備品」とひとくくりに言っても、その役割はさまざまです。
企業が揃えるべき災害備品は、大きく次の3つのカテゴリに分けて考えると整理しやすくなります。

  1. 命を守るための備品:非常食・保存水・簡易トイレなど、発災直後の生存に直結するもの
  2. 生活を支えるための備品:防寒用品・照明・衛生用品など、避難生活の質を左右するもの
  3. 事業を止めないための備品:発電機・非常用通信手段・データ保護用品など、事業継続に関わるもの

この3分類を意識せずに「とりあえず良さそうなもの」を買い集めてしまうと、命を守る備品が不足しているのに事業継続用の設備投資だけが先行してしまう、といった偏りが生じやすくなります。

家庭用の災害備品と企業用の違い

家庭向けの災害備品リストは、家族数名分の備蓄を前提に作られています。
一方、企業では従業員数十名〜数千名分の備品を、来訪者対応や事業継続まで見据えて揃える必要があるため、単純に個数を掛け算するだけでは対応しきれない視点が求められます。

  • 個人の判断ではなく、組織として管理責任者を決める必要がある
  • 備蓄量だけでなく、事業を止めないための設備(発電機・通信手段など)も検討対象に入る
  • 拠点によって必要な備品の優先順位が異なる(オフィスと工場では想定リスクが違う)

【カテゴリ別チェック表】企業に必要な災害備品リスト

まずは全体像を把握できるよう、3カテゴリ別に代表的な災害備品をチェック表として整理しました。
◎は優先度が特に高いもの、○は状況に応じて検討したいものです。

カテゴリ 品目 優先度
命を守る 非常食・保存水
命を守る 簡易トイレ
命を守る ヘルメット・防災頭巾
生活を支える 毛布・アルミシート等の防寒用品
生活を支える 懐中電灯・投光器等の照明
生活を支える マスク・消毒液等の衛生用品
事業を止めない 発電機・非常用電源
事業を止めない 非常用通信手段(衛星電話・トランシーバー等)
事業を止めない データ・重要書類のバックアップ用品

命を守るための備品

非常食・保存水・簡易トイレは、災害備品の中でも最優先で揃えるべき品目です。
特に簡易トイレは見落とされがちですが、断水時にはトイレが使えなくなるため、非常食以上に切実な問題になりやすい品目でもあります。

生活を支えるための備品

停電時の照明や、避難生活が長引いた場合の防寒用品、感染症対策も兼ねた衛生用品は、直接命に関わるわけではないものの、避難生活の質を大きく左右します。
特に照明は、停電時の避難経路確保という安全面にも直結するため、優先度は高めに考えておくべき品目です。

事業を止めないための備品

発電機や非常用通信手段は、命を守る備品と比べると後回しにされがちですが、事業継続の観点からは欠かせません。
停電が数日続いた場合の業務継続や、社外との連絡手段の確保を想定し、自社の事業内容に応じて必要性を検討しましょう。

拠点規模・業種別に見る備品の優先順位

少人数オフィスと大規模拠点での違い

少人数のオフィスであれば、命を守るための備品を中心に、比較的コンパクトな備蓄で対応できます。
一方、従業員数百名規模の拠点や、来訪者が多い施設では、簡易トイレの個数や衛生用品の量を大幅に多く見積もる必要があり、保管スペースの確保も含めた計画が求められます。

業種によって追加で検討すべき備品

オフィス勤務が中心の企業と、工場や倉庫を持つ企業とでは、必要な災害備品も変わってきます。
工場・倉庫であれば家具転倒防止用品や救助工具、店舗であれば来訪者向けの備蓄、自治体施設であれば多言語対応の案内用品など、業種・拠点特性に応じた個別品目を「命を守る/生活を支える/事業を止めない」の3分類に追加していく形で検討すると、抜け漏れを防ぎやすくなります。

災害備品を揃える際によくある3つの失敗

リストだけ揃えて使い方を確認していない

災害備品をひととおり購入して満足してしまい、実際の使い方を誰も確認していないというケースは少なくありません。
簡易トイレの組み立て方や発電機の始動手順など、いざというときに使えなければ意味がないため、購入後の使用確認まで含めて「揃える」と考えることが重要です。

使用期限・更新時期を管理していない

非常食や保存水には使用期限があり、乾電池や消毒液といった消耗品も経年で劣化します。
購入時点で更新時期を記録しておかないと、いざというときに期限切れに気づく、という事態になりかねません。

保管場所が動線を圧迫している

備品を「とりあえず倉庫の空いているスペースに置く」という運用を続けていると、備蓄量が増えるにつれて避難経路や作業動線を圧迫してしまうことがあります。
保管場所は平常時の動線と災害時の避難経路の両方を意識して決める必要があります。

災害備品を過不足なく揃えるための3ステップ

ステップ1:自社のBCP想定シナリオを確認する

まず、自社のBCP(事業継続計画)が想定している被災シナリオ(震度、停電期間、交通機関の停止期間など)を確認します。
想定シナリオが明確でない場合は、内閣府が公表している事業継続ガイドライン(令和5年3月改定)などを参考に、自社なりの想定を仮置きすることから始めるとよいでしょう。

ステップ2:カテゴリごとに必要数を算出する

想定シナリオをもとに、「命を守る」「生活を支える」「事業を止めない」の3カテゴリそれぞれについて、従業員数・想定日数から必要数を算出します。
来訪者対応が必要な拠点では、余裕を持った数量で見積もっておくと安心です。

ステップ3:点検・更新のルールをあらかじめ決めておく

購入して終わりにせず、年に1回など定期的な点検のタイミングをあらかじめ決めておきます。
使用期限のリスト化や、担当者が変わっても引き継げるマニュアルの整備まで行うことで、災害備品を「揃えたまま放置される状態」から守ることができます。

まとめ

災害備品は「命を守る」「生活を支える」「事業を止めない」という3つのカテゴリで整理すると、自社に何が足りていないかを判断しやすくなります。
家庭向けの情報をそのまま流用するのではなく、拠点規模や業種に応じた優先順位づけが重要です。

また、備品は揃えるだけで終わらせず、使い方の確認、使用期限の管理、保管場所の見直しまでを含めて運用することで、実際の災害時にも機能する備えになります。
まずは自社のBCP想定シナリオを確認するところから始めてみましょう。

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「自社にはどの災害備品が、どれくらい必要か分からない」という場合は、Be-kanの防災用品専門スタッフが、拠点規模・業種に応じた最適な組み合わせをご提案します。
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