【企業向け】防災グッズの備蓄量の目安とは|リスク分散の方法も解説
【企業向け】防災グッズの備蓄量の目安|エレベーターへの備蓄のポイントも解説
大規模な災害が発生した際、企業には従業員の安全を確保し、一定期間施設内に留まるための備蓄が求められます。特に都市部の高層ビルでは、エレベーターの停止による孤立や、物品の運搬困難といった特有のリスクへの対策が必要です。準備が不足すれば、混乱が生じるだけでなく、事業復旧への足かせにもなりかねません。
企業の防災備蓄において基本となるのは、発災後3日間を自力で凌ぐための物資と、それらを効率的に配置する計画です。こちらでは、必要な防災グッズの備蓄量の目安から、エレベーター内での閉じ込め対策、リスクを減らす分散保管の考え方について解説します。
企業の事業継続を支える防災パートナーBe-kan(備館)
法人や団体に特化した防災備蓄のトータルソリューションを提供するのが、Be-kan(備館)の大きな特徴です。単に物品を販売するだけでなく、組織が災害時にも機能を維持するための「仕組みとしての防災」を提唱しております。
オフィスや自治体、病院といった施設ごとのリスクを分析し、備蓄セットを提案するコンサルティング力がBe-kan(備館)の強みです。「従業員の命を守り、事業を止めない」というBCP(事業継続計画)の視点を重視した備品を取り揃えております。3年から7年という長期保存が可能な製品を中心に、管理の負担を軽減する「SMART STOCK」サービスも展開中です。グッズ単品の販売だけでなく、予算や人数、用途に合わせた「防災無料相談」や「見積提案」もおこなっています。
非常食から衛生用品、さらにはエレベーター用の対策品まで、法人に必要な備品が揃うワンストップの体制を整えております。オフィスビル特有のリスクへの対処をお考えの企業担当者様は、Be-kan(備館)のサービスをご確認ください。
発災後3日間を従業員が安全に過ごすための目安
災害発生から救助体制が整うまでの目安とされる3日間、企業は自力で従業員を支える必要があります。まずは、最低限揃えるべき物資の分量と、備蓄品を選ぶための基準を確認しましょう。
東京都帰宅困難者対策条例に準拠した最低限の備蓄量
東京都の条例では、一斉帰宅の抑制を目的として、従業員1人あたり3日分の備蓄を努力義務として定めています。この基準は全国的なモデルケースとなっており、企業のコンプライアンス遵守の観点からも重要性が高い指標です。まずは自社の全従業員数を正確に把握し、その人数が確実に3日間滞在できる環境の整備を目指します。
食料品と飲料水における1人あたりの計算方法
飲料水は1人あたり1日3リットル、3日分で合計9リットルを確保するのが一般的な目安です。食料品については、調理が不要で栄養価の高いレトルト食品やアルファ化米などを、1日3食分、合計9食用意しましょう。保存食の種類を適度に分ければ、飽きを防ぎつつ、災害時のストレスを和らげる効果が期待できます。
衛生用品や毛布など生活維持に欠かせない備品の選定
食料以外にも、断水時を想定した簡易トイレの確保は、健康と衛生状態を維持するために最優先で検討すべき項目です。防寒や床の硬さ対策としてのアルミブランケットや毛布、ウェットティッシュなどの清拭用品も、3日分を想定して揃えましょう。
長期保存が可能な7年保存製品を採用する
備蓄管理の負担となる賞味期限の管理の手間は、7年保存などの長期対応製品を選ぶことで軽減されます。一般的な3年や5年保存の製品に比べ、買い替えの頻度が減るため、トータルコストの抑制にもつながります。
停止リスクのあるエレベーター内への備蓄のポイント
地震発生時、エレベーターの停止による閉じ込め事故は、高層ビルにおいて懸念される事態の1つです。救助を待つ間の不安を解消し、安全を確保するための「もしも」の備えについて解説します。
閉じ込め事故を想定したエレベーター用備蓄ボックスの設置
エレベーター内の隅に設置する専用の備蓄ボックスは、限られた空間を有効活用しつつ、安心感を提供するための設備です。強固な素材で固定されたボックス内には、飲料水や食料、簡易トイレなどの最低限必要なアイテムを収納しましょう。発災時にすぐ手が届く場所にある備品は、パニックを抑制し、冷静な判断を促す一助となります。
暗闇や体調不良に対応する救急用品とライトの重要性
停電によってエレベーター内が暗闇に包まれた際に、自動で点灯するライトや手動式のLEDライトは欠かせない存在です。また、閉鎖空間での緊張から体調を崩す場合に備え、救急セットも同梱しましょう。急な体調変化に対応できる環境があれば、救助が到着するまでの時間を安全に過ごせるでしょう。
狭い空間でのプライバシーを守る簡易トイレと目隠し用品
長時間エレベーター内に閉じ込められた際に、深刻な問題となるのが排泄の悩みです。凝固剤を使用した簡易トイレに加え、使用時に周囲からの視線を遮る目隠し用シートをセットで揃えましょう。狭い空間でのプライバシー保護は、尊厳を守るために重要です。
定期的な点検と期限管理を簡単にするユニット化の工夫
いざという時に備品が使えない事態を防ぐため、点検のしやすさを考慮したユニット形式での管理をおこないましょう。外側から期限が確認できる工夫や、一括で中身を入れ替えられるパッケージ製品を選べば、管理漏れを未然に防げます。日常のメンテナンス計画にエレベーター内の備蓄確認を組み込み、常に最新の状態を保つ姿勢が求められます。
リスク分散のために保管場所を複数に分ける配置計画とは
備蓄品を一箇所の倉庫に集中させると、そこへの経路が塞がった際や、火災などの被害に遭った際に全ての物資を失う恐れがあります。被害を最小限に留め、物資を届けるための分散配置計画を検討しましょう。
災害時のアクセス性を考慮したフロアごとの分散管理
大規模なビルでは、各フロアに一定量の備蓄を分散させ、エレベーター停止時でも階段移動の負担なく物資を確保できる仕組みを構築しましょう。各階の空きスペースやキャビネットを活用し、その階の従業員数に見合った分量を配置することが大切です。
各デスクに配置する個人用備蓄セットによる即時対応
確実な分散方法は、個人のデスク周辺に1日分程度の物資を配置し、発災直後の混乱期を自席で凌げるようにすることです。ヘルメットやホイッスル、少量の食料と水をまとめた個人用セットがあれば、避難時にもすぐ持ち出せます。共用備蓄への依存度を下げることで、初動の対応を円滑にすることが期待できます。
冠水や火災による全滅を防ぐための縦動線を意識した配置
浸水被害が想定される地域では低層階への集中を避け、火災リスクを考慮する場合は複数の場所に分けるといった、建物の構造に合わせた縦方向の配置を検討しましょう。一部の区画が損傷しても、別の場所に保管した予備物資が機能し続ける体制こそが、BCPの根幹を支えます。リスクを多角的に分析し、物資が全滅するシナリオを排除する計画を立てましょう。
防災グッズの分散計画はBe-kan(備館)にご相談ください
Be-kan(備館)では、こうした複雑な分散配置の計画策定から、法人向けの防災グッズの選定までを一括でサポートいたします。「止めない会社」をコンセプトにしたBCP対策として、企業の規模やビルの構造に合わせたストックをご提案し、期限管理の負担を最小限に抑えるお手伝いをします。東京都帰宅困難者対策条例への対応など、法的な基準をクリアしつつ、実効性の高い備蓄体制を構築する際は、Be-kan(備館)にぜひご相談ください。
【Q&A】防災グッズの備蓄量についての解説
- 企業が3日分の備蓄を用意する理由は?
- A.大規模災害時には人命救助が最優先され、物資の流通が回復するまでに少なくとも3日かかるとされているためです。また、東京都帰宅困難者対策条例において、従業員の安全確保と一斉帰宅の抑制を目的とした備蓄が、努力義務として定められている点も理由に挙げられます。
- エレベーター用の防災ボックスには何を優先して入れるべきですか?
- A.優先すべきは、飲料水、簡易トイレ、ライトの3点です。閉じ込められた際の脱水症状や、暗闇によるパニック、排泄の問題に直接対応できる備えが、安心感につながります。
- 分散備蓄をおこなう際、管理を楽にするコツはありますか?
- A.備蓄品の賞味期限を統一し、管理台帳やクラウドシステムで一元管理する方法が効果的です。また、一度に全ての物資を入れ替えるのではなく、期限が長い製品を採用して更新頻度を落とす工夫も重要です。
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【企業向け】防災グッズの備蓄量でお困りならBe-kan(備館)
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